厚真中央小学校(吉岡ゆかり校長)は11月30日、ふるさと教育の一環として、学校敷地内でハスカップの植樹を行った。今年度初めて取り入れた授業で、町内の土居ハスカップ農園の土居元代表らを講師に迎え、6年生17人が厚真産ハスカップの苗木12本を植栽した。
子どもたちに地元特産品のハスカップを身近に感じてもらうのが目的。児童たちはアドバイスを受けながらスコップで穴を掘り、丁寧に苗木を植えた。この時、農家では一定間隔を開けて苗木を植える際、スコップなどの道具を使っているという説明を受けた。
押見芽泉さん(12)は「大変だったけれど、みんなで協力してできて楽しかった。すくすく育って、後輩たちがハスカップ狩りを楽しんでくれたら。たまに様子を見に来たい」と笑顔。土居さんは「来年、再来年と大きくなって収穫できるようになる。ハスカップにもいろんな味があることを感じてもらえたら」と話していた。