鵡川アイヌ文化協会は、むかわ町道の駅「四季の館」で開催中の2021年度鵡川地区総合文化祭に合わせて2日、一般の人が手作りしたアイヌ文様刺しゅう入りのトートバックを展示した。
生活館を利用して地域住民との交流を図る町の「生活館活動推進事業」(生活館モデル事業)を活用。一般募集で参加した22人が手作りし、生活館に展示していた作品を「より多くの人に見てもらおう」と文化祭に合わせて道の駅に移した。
作品は色鮮やかで、個性あふれるものばかり。文様の入ったポーチや小銭入れ、コースター、小型の丸木舟なども一緒に展示している。
同協会の竹中千鶴子会長は「一般の方が少しずつ興味を持って参加してくれて、こんなに作品が集まったのは初めて。どれも手の込んだものばかりです」と話している。展示期間は4日午後4時まで。