白老町は10月30、31両日、東京都渋谷区の新宿高島屋で、白老のアイヌ文化や民族共生象徴空間(ウポポイ)をPRするイベントを開いた。
会場では、白老民族芸能保存会メンバーが口琴ムックリの演奏やウポポ(座り歌)を披露し、アイヌ文化を発信した。また、町が制作したPR動画「アナザースカイ白老」を上映。ウポポイの公式キャラクター・トゥレッポをモチーフにしたラムネ菓子やパンフレットも配布し、白老観光の魅力をアピールした。
アイヌ工芸品や白老牛ハンバーグ、虎杖浜たらこなど特産品の販売コーナーも設け、人気を集めた。イベントには町や白老観光協会の職員、白老アイヌ協会、同保存会のメンバーが参加し、運営に当たった。来場者は2日間で3000人に上った。
町は来年1月にも仙台市と福岡市で同様のイベントを計画している。