看板メニューの一つ「極味噌らーめん」(税込み850円)は、さまざまな食材から出たうま味を楽しめる逸品だ。
鶏ガラベースのスープはタマネギやショウガ、コンブなど10種類の食材を5時間煮込んだもの。麺は今年4月から中太麺の中でも太めの縮れ麺に変更し、スープがよく絡む。具にはネギや刻みチャーシュー、味玉、キャベツなどをふんだんに載せる。
開業当初からの定番メニューで常連客を中心に人気がある。杉本誠一代表(50)は「コンブや野菜のうま味がよく出たスープを味わってほしい」と話す。
2006年創業。杉本代表はスポーツ用品店経営を経て、約20年前に函館市などで修業を積んだ。現在は本店と2016年9月にオープンした錦町店の2店舗を経営する。
「極」が力強い字体で描かれた外観が印象的。店内にはカウンターとテーブル席が並び、壁には店を訪れた著名人のサイン色紙が数多く飾られており、味のレベルの高さを感じさせる。鶏豚極味噌らーめん(税込850円)やホタテとアサリの塩らーめん(同)も人気だ。
苫小牧市錦岡92の2。水曜日定休。営業時間は午前11時から午後8時半。ラストオーダーは午後8時。電話0144(67)8086。