たいせつ総合サービス杯争奪第3回苫小牧支部軟式野球大会サンデーベースボールチャンピオンシップは17日、とましんスタジアム=苫小牧市=で決勝が行われた。Felizがたいせつ総合サービスに5―2で勝利し、初優勝。最優秀選手賞には伊藤諒(Feliz)が選ばれた。
▽決勝
Feliz
2000120―5
1100000―2
たいせつ総合サービス
(F)新田、伊藤―林
(た)梅田、桑田―武者、尾野
?伊藤(F)
▽準決勝
エア・ウォーター物流
000100000 ―1
001000001x―2
Feliz
(タイブレーク九回)
(エ)岩渕優希斗―伊勢
(F)新田―林
?鳩澤(エ)
?笠井、平賀(F)
オールドボーイ
0010000―1
302010X―6
たいせつ総合サービス
(オ)若松、松田―山本
(た)難波、池田―武者
?白石、阿部(た)
―5番伊藤 ”二刀流”で勝利貢献
Felizが今季、朝野球を含めて3タイトル目を手にした。決勝では投打がかみ合い前回覇者をかわして栄冠を飾った。
最優秀選手賞の5番伊藤は初回、得点圏に走者を置いて左越えの二塁打を放ち先制の2点。二回からはリリーフとしてマウンドに上がり、最終回まで投げ切った。「四球が出ないようにテンポ良く投げた。打たせて取る投球で抑えた」と語った。
チームは今年結成された。「朝野球全タイトル制覇」を目標に掲げていただけに、悲願達成は来季に持ち越した形だ。笠井選手兼監督は「個人個人で結果に納得していない選手もいる。オフで技術面を鍛え直したい」と話す。「もっと強いFelizで来季を迎えて全大会優勝を果たしたい」と抱負を語った。