第74回秋季北海道高校野球大会が10月1日、札幌円山球場などで開幕する。室蘭支部からは駒大苫小牧と苫小牧中央が出場。苫小牧勢2校の上位進出に期待がかかる。
同日の1回戦でクラーク記念国際、勝てば2回戦で前回大会覇者の北海が待ち受ける駒大苫の佐々木孝介監督は「特段、意識はしていない」と話す。支部予選で好調だった打撃はもちろん、全試合に先発登板した右腕の伊藤駿哉(2年)ら投手陣も「順調に仕上がっている。チームとしての雰囲気もいい」と期待する。
同じく1回戦で滝川西とぶつかる苫中央の渡邊宏禎監督は「伝統校の滝川西との初戦から気を引き締めて挑みたい」と抱負。エース斉藤優汰(2年)を中心にゲームプランを練る構えで、「斉藤はこれまで積んできた経験を生かしてほしい。野手は斉藤が楽に投げられるように先制点を挙げてもらえれば」と語った。
大会には20チームが出場。1~4日に3回戦までが行われる。決勝は11日。組み合わせは別表の通り。