苫小牧市若草町の国道36号沿いに9月11日オープンしたインド・ネパールカレー店。
いち押しは「バターチキンカリー」(税込み1100円、テークアウト同900円)。半日かけて寸胴鍋で、トマト約10キロに特製オイルを入れて加熱し、カシューナッツや生クリームなどを加え、インド取り寄せのスパイス5種類で味を調え、仕上げるカレーペーストが特徴。ナンもインド産小麦で生地を作り、特注の窯で注文後に焼き上げる。
他にもオニオンやホウレンソウが主体の各ペーストのカリーやスープカリー、割安のセットメニューもある。使うスパイスは計約30種類に上る。国内外で10年近くシェフを務めてきたネパール出身のサプコタ・ラクシミ・プラサードさん(34)が腕を振るい、「新鮮な食材とたくさんのスパイスを使い、日本の方も好むマイルドな味付けを意識している」と言う。
オーナーの神山幸典さん(42)と店長で妻のあゆみさん(42)は共に苫小牧出身で地元で店を、との夢をかなえた。シェフの腕前に「作業が丁寧で味も信頼している」と口をそろえる。食品添加物なども使わず、「体に良いカレーを目指している」とアピールする。 注文時に「民報を見た」と伝えると、インドの肉料理チキンティッカ1個を10月31日までサービスする。
苫小牧市若草町1の3の10。営業時間はランチ午前11時~午後3時、ディナー午後5時~同8時。定休日は毎週月曜日。電話0144(38)7776。