駒大苫コールド勝ち、苫南―静内は再試合―秋季道高校野球室蘭支部予選

  • スポーツ, 野球
  • 2021年9月13日

 第74回秋季北海道高校野球大会室蘭支部予選は第2日の12日、とましんスタジアム=苫小牧市=でAブロック1回戦1試合が行われた。苫小牧南―静内は苫南が三回終了で7―1でリードしていたが、雷雨によりノーゲーム。13日の第2試合で再試合となった。

 第1日のAブロック1回戦は浦河が伊達開来・緑丘に7―10で敗れた。駒大苫小牧は室蘭東翔に14―0でコールド勝ちした。

 ▽Aブロック1回戦

室蘭清水丘

00000 ―0

00011X―11

室蘭栄

(五回コールド)

(清)藤塚、今野―櫻井、太田

(栄)住吉、小野―佐々木

?大野(栄)

?住吉、佐藤(栄)

11日

 ▽同

伊達開来・緑丘

0010000000―10

005 100010―7

浦 河

(伊)州﨑―本井

(浦)伊藤、鳥井―山岸

?中村(伊)

?吉津、鳥井(浦)

 前半の攻防の勝負になった。浦河は三回、四死球から守備のリズムを失って10失点。三回に5点を返すなど八回までに3点差まで迫ったが、追い切れなかった。

室蘭東翔

00000―0

1751X―14

駒大苫小牧

(五回コールド)

(室)梶浦―田代

(駒)伊藤、中西、大森―田中

?白井、橋本、小林、毛利、成田(駒)

 駒大苫小牧は二回、適時打や押し出しなどで7点を挙げて主導権。三回にも5点を追加、力で押し切った。

―駒大苫、4番橋本 主砲の仕事

 主砲の一撃でチームは勢いづいた。駒大苫小牧の4番橋本(2年)が二回、2点適時二塁打。「どんな形でも点を取ろう」と外角の直球を豪快なスイングで捉えた。

 主軸としてまだ吹っ切れない部分がある。今夏の南北海道大会は立命館慶祥に3―11で敗れて初戦敗退。橋本は5番一塁手で先発し、2安打2打点の活躍を見せたが「先輩と勝ち上がることができなかった」。この日も「4番としての仕事はまだ果たせていない」と淡々と振り返り「低めの球の見極めが課題。練習で改善したい」と引き締めた。

 「思いを持って練習に取り組んでいる。主軸として活躍してくれるはず」と佐々木監督の信頼は厚い。

―浦河、乱打戦の末 力尽く

 乱打戦で敗れた浦河。終盤までしぶとく反撃したが、三回の10失点が重荷となった。

 伊達より4本多い13安打の浦河打線。「どんどん振っていこう」(鳥井主将)と三回には5点を奪って反撃。4安打した4番杉本(2年)は「長打は打てないので全打席単打を打つ気持ちで打席に入っている」とつなぎ役に徹した。

 また、この試合では守備力が課題に浮かび上がった。「守り勝つ野球」をテーマにしていただけに、投手陣の2桁失点、4失策は痛かった。

 鳥井主将(2年)は「取れるアウトを取っていかないと勝てない」と基礎強化を掲げ、来春までに3投手の底上げも目指す。「制球力を上げて、打たせて取る投球スタイルを投手陣で確立させたい」と意気込んでいた。

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