道と札幌市などは8日、新型コロナウイルスの感染者を新たに308人確認したと発表した。日別の新規感染者数が300人を上回るのは2日連続。このうち127人の感染経路が不明。道内の感染者は延べ4万6765人(実人数4万6642人)となった。
3日ぶりに死亡の確認はなかった。道内の死者は累計で1428人。
道は92人の感染を確認。内訳は、胆振管内6人のほか、石狩管内36人、十勝管内15人、釧路管内14人、オホーツク管内7人、空知管内と道外各5人、渡島管内2人、日高、宗谷両管内各1人。
札幌市は195人(再陽性1人含む)、函館市は18人、旭川市は2人、小樽市は1人の感染を確認した。
また、道と札幌市などは、デルタ株(インド由来の変異株)疑いの感染者を新たに73人確認したと発表。道内のデルタ株疑いの陽性者は計1512人となった。
道内で治療を終えて回復したのは4万2546人。8日現在の患者数は2791人となり、重症は前日から2人増えて15人。7日時点の入院患者の病床利用数は、前日から5床増の572床となっている。
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道と札幌市などは7日、新型コロナウイルスの感染症を新たに347人確認し、1人が死亡したと発表した。このうち166人の感染経路が不明となっている。
死亡を確認したのは、札幌市の1人(20代男性)。20代の死者の発表は道内で初めて。
道は79人の感染を確認。内訳は、胆振管内12人のほか、石狩管内24人、十勝管内14人、釧路管内9人、空知管内7人、道外4人、日高、オホーツク両管内各2人、後志、渡島、上川、宗谷、根室5管内各1人。帯広市の事業所で新たなクラスター(感染者集団)が発生し、従業員5人の陽性が判明。釧路市の中学校でも生徒ら7人が感染し、クラスターとなった。
札幌市は243人(再陽性4人含む)の感染を確認。市内の飲食店で新たなクラスターが発生し、従業員6人の陽性が判明した。
旭川市は11人、函館市は9人、小樽市は5人の感染を確認した。
また、道と札幌市などは、デルタ株疑いの感染者を新たに172人確認したと発表した。