道と札幌市などは26日、新型コロナウイルスの感染者を新たに137人確認し、1人が死亡したと発表した。日別の新規感染者が100人を上回るのは3日連続で、月曜日としては6月7日(147人)以来7週間ぶり。このうち62人の感染経路が不明。道内の死者は累計で1423人、感染者は延べ4万3265人(実人数4万3158人)となった。死亡を確認したのは旭川市の1人(70代女性)。
道は33人の感染を確認。内訳は、胆振管内2人のほか、オホーツク管内15人、石狩管内8人、十勝、釧路両管内2人、空知、渡島、上川3管内と道外各1人。苫小牧市内の建設工事現場で、工事に従事している複数の事業所の従業員5人(30~50代)の陽性が判明し、クラスター(感染者集団)となった。
札幌市は102人(再陽性2人含む)、旭川市と函館市は各1人の感染を確認した。
日高振興局は同日、18~24日の間に、平取町で勤務し指導相談業務に当たる同振興局職員1人が感染したと発表した。
また、道と函館市は、デルタ株(インド由来の変異株)疑いの感染者を新たに5人確認したと発表。道内のデルタ株疑いの陽性者は累計338人となった。
道内で治療を終えて回復したのは4万683人。26日現在の患者数は前日から86人増えて1159人となり、重症は6人。25日時点の入院患者の病床利用数は、前日から16床増の373床となっている。