苫小牧市錦岡の錦大沼公園内にある錦大沼ハナショウブ園で、約1万株のハナショウブが見頃を迎え、色とりどりのあでやかな花が来園者の目を和ませている。
時折雨がちらつく曇り空となった8日、紫や黄色、桃色の花を眺め、写真や動画を撮影するなど、思い思いに楽しむ来園者の姿が見られた。青雲町から夫婦で足を運んだ小西博さん(83)は「ここの花はカラフルで見応えがある。毎年の楽しみです」と笑顔で話した。
同園を指定管理する市シルバー人材センターの伊藤欽也さん(68)は「きれいな花を多くの方に見てもらいたい」と来園を呼び掛け、動物侵入を防ぐため北ゲート利用の際の閉め忘れにも注意を促している。
10日から18日まで、開園時間を午前7時~午後7時(通常午前9時~午後5時)に延長する。