道と札幌市などは2日、新型コロナウイルスの感染者を新たに26人確認し、1人が死亡したと発表した。日別の新規感染者が50人を下回るのは12日連続。このうち10人の感染経路が不明。道内の死者は累計で1401人、感染者は延べ4万1397人(実人数4万1302人)となった。
死亡を確認したのは、道の居住地非公表の1人(80代女性)のみ。日別の死者数が10人を下回るのは9日連続となった。
道は6人の感染を確認。内訳は、胆振管内1人のほか、十勝管内3人、後志、渡島両管内各1人。
札幌市は18人、函館市は2人の感染を確認した。
また、道はデルタ株(インド由来の変異株)の感染が疑われる事例が1例確認されたと発表した。道外在住の30代女性の旅行者で、道内での感染疑いは6月29日に札幌市が確認した1例に続いて2例目。
道内で治療を終えて回復したのは3万9211人。2日現在の患者数は785人で、重症は前日から3人減の25人。1日時点の入院患者の病床利用数は、前日から40床減って385床となっている。