全日本女子野球連盟北海道支部リーグ戦は27日、駒大苫小牧高校女子硬式野球部専用グラウンドで開幕した。駒大苫小牧高は初戦で札幌新陽高に0―3で敗れた。
初めて開催される大会で、全日本女子野球連盟北海道支部主催。駒大苫小牧高と札幌新陽高、札幌国際大、ホーネッツ・レディースの4チームが出場する。
7月3、4両日に行われる4試合で順位が確定する。優勝、準優勝を表彰するほか、ベストナインも選出する。
▽リーグ戦
札幌新陽高
0300000―3
0000000―0
駒大苫小牧高
(札)花田―岩田
(駒)柴田―勝俣
?野呂(駒)
ホーネッツ・レディース
0200210―5
000116X―8
札幌国際大
(ホ)平井、竹内―浦川
(札)亀田、平澤―工藤、亀田
?中矢、尾垣(ホ)工藤、笹谷、亀田(札)
―チャンス演出できず
リーグ戦初戦で札幌新陽高に敗れた駒大苫小牧。3安打に抑えられ、チャンスを演出できなかった。内野手の藤井主将(2年)は「ゲームに対する気持ちで甘さがあった」と反省を口にした。
先発柴田は序盤で制球に苦しみ二回に3失点。「変化球でカウントを取れなかった」と柴田。三回以降は直球を中心に立て直しを図り、追加失点を阻止した。「変化球のコントロールを修正したい」と次戦に向けた抱負を語った。
打線は勢いがなかった。ファーストストライクに手が出ない場面もあり、三振やゴロアウトが目立った。茶木監督は「甘い球を振れていなかった」と話す。「次の試合でどう変わってくれるか楽しみ」と期待を込めた。