道と札幌市などは25日、新型コロナウイルスの感染者を新たに33人確認し、4人が死亡したと発表した。日別の新規感染者が50人を下回るのは5日連続。このうち15人の感染経路が不明。道内の死者は累計で1377人、感染者は延べ4万1169人(実人数4万1077人)となった。
死亡を確認したのは、道が居住地非公表の2人(70代男性、年代・性別非公表)、札幌市が2人(60代男性、90代女性)。日別の死者数が10人を下回るのは2日連続。
道は9人の感染を確認。内訳は、石狩管内3人、道外2人、留萌、オホーツク、十勝、釧路4管内各1人。胆振管内はゼロだった。既存クラスター(感染者集団)では、釧路市の星が浦病院で1人増の計53人に感染が拡大した。
札幌市は22人、函館市は2人の感染を確認した。
道内で治療を終えて回復したのは3万8377人。25日現在の患者数は1415人で、重症は23人。24日時点の入院患者の病床利用数は、前日から32床減って664床となっている。