第103回全国高校野球選手権大会南北海道大会室蘭支部予選は26日、とましんスタジアム=苫小牧=で開幕した。2年ぶりの開催となる夏の大会。支部代表の座を懸けて3ブロックのトーナメント戦が火ぶたを切った。午前10時半に始まった開幕戦は、苫小牧工業が室蘭東翔に8―0で七回コールド勝ちし2回戦に駒を進めた。
胆振と日高の19チームが出場。A~Cブロックでトーナメント戦を繰り広げる。各ブロックの優勝チームが南北海道大会の出場権を手にする。
開幕戦前に行われた開始式では苫工の泉田颯大主将(3年)が「野球ができる環境と支えてくれるすべての人に感謝し、切磋琢磨(せっさたくま)してきた仲間と共に最後まで諦めず全力でプレーすることを誓います」と選手宣誓した。
大会は有観客で開催される。入場は球場収容人数の50%に制限する。今年の春季大会は無観客だった。
2020年の前回大会は新型コロナウイルスの影響で中止されたため、2年ぶりの開催。南北海道大会の代替大会が同年8月に開催され、室蘭支部からは駒大苫小牧と苫小牧中央、鵡川の3チームが出場した。
▽Aブロック1回戦
室蘭東翔
0000000―0
401003X―8
苫小牧工業
(七回コールド)
(室)小島―鎌田
(苫)泉田―安岡
㈢泉田(苫)
㈡松本(苫)鎌田(室)