道と札幌市などは24日、新型コロナウイルスの感染者を新たに26人確認し、4人が死亡したと発表した。日別の新規感染者が50人を下回るのは4日連続。道内の死者は累計で1373人、感染者は延べ4万1136人(実人数4万1044人)となった。
死亡を確認したのは、札幌市の4人(60代女性、70代男女2人、90代女性)。日別の死者数が10人を下回るのは、3日ぶり。
道は5人の感染を確認。内訳は、石狩、十勝両管内各2人のほか、道外1人。
苫小牧市内の事業所で設備点検業務に当たる30~50代の作業員7人の感染が判明し、新たなクラスター(感染者集団)に認定した。複数の請負事業所が作業に当たっており、4日に2人の陽性が判明。同時期に業務に従事していた複数の請負作業員35人にPCR検査を実施したところ、24日までに新たに5人の陽性が分かった。いずれも無症状か軽症という。
札幌市は、20人の感染を確認し、既存クラスターでは特別養護老人ホームで1人増の計22人に拡大した。函館市は1人の感染を確認した。
道内で治療を終えて回復したのは3万8200人。24日現在の患者数は1563人となり、重症は前日から2人減の23人。23日時点の入院患者の病床利用数は、前日から51床減の696床となっている。