アイスホッケーアジアリーグのレッドイーグルス北海道は23日、苫小牧市表町の運営会社事務所内でFW入倉大雅(24)、彦坂優(26)の入団会見を開いた。共に苫小牧にゆかりを持つ期待の新戦力。入倉は「地元でプレーできるのが今から楽しみ」。彦坂は「持ち味のシュートで貢献したい」と抱負を語った。
入倉は苫小牧市出身で、駒大苫小牧高卒業後の2015年に日本製紙(現ひがし北海道)クレインズへ入団。センターとして計6季にわたってプレーした。昨年の全日本選手権(青森県八戸市)ではチームの5年ぶり優勝に貢献し、大会最優秀選手にも選ばれている。「アジアリーグ優勝と、個人では20ポイントを目指していきたい」と語った。
一方の彦坂は東京都出身。小学2年時に苫小牧へ移住しアイスホッケーの腕を磨いた他、北米や欧州にも渡って競技力を高めてきた。16年に栃木日光アイスバックス入りし5季プレー。「海外で学んだシュートに対する積極性を発揮して、チームに刺激を与えていきたい」と意気込む。
会見に同席した菅原宣宏監督は「各自の持ち味を生かしてチームに貢献してほしい」と期待を込めた。