北海道電力は23日、厚真町の苫東厚真発電所で新型コロナウイルスワクチンの職域接種を行うと発表した。対象は同発電所や苫小牧支社をはじめ、苫小牧や厚真のグループ会社の従業員1000人程度の想定で、7月24日の開始を目指している。
北電は14日に同社本店(札幌市)で3000人規模の職域接種を行うと発表していたが、これに追加して同発電所での接種を決めた。同社は「ライフラインを守り、地域負担の軽減、接種の加速化に協力する観点で行う」としている。
同社は産業医を通して医療機関から医師2人、看護師5人を確保する。22日付で国に申請し、従業員らの接種希望を募っている。