道と札幌市などは23日、新型コロナウイルスの感染者を新たに49人確認し、11人が死亡したと発表した。日別の新規感染者が50人を下回るのは3日連続。このうち18人の感染経路が不明。道内の死者は累計で1369人、感染者は延べ4万1110人(実人数4万1018人)となった。
死亡を確認したのは、道が居住地非公表の5人(50代男性、80代男女3人、90代男性)、札幌市が5人(70代男性2人、80代女性、90代男女2人)、旭川市が1人(90代男性)。日別の死者数が10人を上回るのは2日連続。
道は8人の感染を確認。内訳は、胆振管内1人のほか、石狩、宗谷、十勝3管内各2人、渡島管内1人。
札幌市は40人の感染を確認。市内の建設会社で新たなクラスター(感染者集団)が発生し、従業員5人の陽性が判明。既存クラスターでは、5月25日に発生した医療機関で2人増の計130人となった。
小樽市は1人の感染を確認した。
道内で治療を終えて回復したのは3万7789人。23日現在の患者数は1952人となり、重症は前日から1人増の25人。22日時点の入院患者の病床利用数は、前日から67床減って747床となっている。