苫小牧市教育委員会は22日、新型コロナウイルス感染拡大に伴う北海道への緊急事態宣言が解除され、「まん延防止等重点措置」に切り替わったことを踏まえた教育活動の対応を市内小中学校に通知した。
運動会や体育大会は各校の児童生徒数やグラウンドの広さに応じて分散開催、内容の精選を図る検討を要請。宿泊行事については、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の対象地域といった感染拡大地域を、旅行先や宿泊地としないよう呼び掛けている。
部活動は時間や人数などを精査し、感染防止対策を徹底させた上で実施。難しい場合は中止とする。
大会やコンクールへの参加は、中体連などが主催、共催する全道・全国大会につながる大会に限り認める。
通知内容への対応は原則、重点措置期間の7月11日までを予定する。