道と札幌市などは20日、新型コロナウイルスの感染者を新たに52人確認し、2人が死亡したと発表した。日別の新規感染者が100人を下回るのは8日連続。このうち24人の感染経路が不明。道内の死者は累計で1342人、感染者は延べ4万995人(実人数4万903人)となった。
死亡を確認したのは、札幌市が1人(年代・性別非公表)、旭川市が1人(80代女性)。日別の死者数が10人を下回るのは5日連続。
道は10人の感染を確認。内訳は、胆振管内4人のほか、石狩管内3人、十勝管内2人、釧路管内1人。江別市のとわの森三愛高校のクラスター(感染者集団)で1人増の計9人に感染が拡大した。
札幌市は38人の感染を確認。市内の不動産会社(従業員6人)と飲食店(従業員7人)で新たなクラスターが発生した。
函館市は3人、小樽市は1人の感染を確認した。
道内で治療を終えて回復したのは3万7393人。20日現在の患者数は2260人で、重症は29人。19日時点の入院患者の病床利用数は、前日から2床減の870床となっている。
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道と札幌市などは19日、新型コロナウイルスの感染者を新たに73人確認し、6人が死亡したと発表した。
このうち37人の感染経路を追えていない。
死亡を確認したのは、札幌市が3人(80代男女2人、90代男性)、道が居住地非公表の2人(共に80代女性)、旭川市が1人(90代女性)。
道は14人の感染を確認。内訳は、苫小牧市2人(30代男性、50代男性)を含む胆振管内6人のほか、空知管内4人、石狩、釧路両管内各2人。
札幌市は55人、函館市は4人の感染を確認した。