道と札幌市などは18日、新型コロナウイルスの感染者を新たに76人確認し、3人が死亡したと発表した。日別の新規感染者が100人を下回るのは6日連続。このうち31人の感染経路が不明。道内の死者は累計で1334人、感染者は延べ4万870人(実人数4万778人)となった。
死亡を確認したのは、札幌市の3人(70代女性、80代女性2人)。日別の死者が10人を下回るのは3日連続。また、同市は、宿泊療養施設への入所調整で自宅待機中だった50代男性が、今月中旬に死亡したと発表した。同市内で自宅待機・療養中に死亡した感染者は7人目となった。
道は18人の感染を確認。内訳は、胆振管内3人のほか、空知管内5人、十勝管内3人、オホーツク管内2人、石狩、渡島、釧路3管内と札幌市居住、神奈川県居住各1人。既存クラスター(感染者集団)は、むかわ町穂別地区の特別養護老人ホームで2人増の計51人、胆振管内の障害者支援施設で1人増の計67人に拡大した。
札幌市は54人、函館市は3人、小樽市は1人の感染を確認した。
道内で治療を終えて回復したのは3万6904人。18日現在の患者数は2632人で、重症は前日から3人減って28人。17日時点の入院患者の病床利用数は、前日から4床減の895床となっている。