道と札幌市などは17日、新型コロナウイルスの感染者を新たに73人確認し、4人が死亡したと発表した。日別の新規感染者が100人を下回るのは5日連続。このうち21人の感染経路が不明。道内の死者は累計で1331人、感染者は延べ4万794人(実人数4万702人)となった。
死亡を確認したのは、道が居住地非公表の2人(80代女性と90代女性)、札幌市が2人(70代男性と90代女性)。日別の死者が10人を下回るのは2日連続。
道は25人の感染を確認。内訳は、苫小牧市2人(30代男性)を含む胆振管内4人のほか、石狩管内8人、十勝管内5人、空知管内4人、渡島、釧路両管内各2人。江別市のとわの森三愛高校でクラスター(感染者集団)が発生し、8人(生徒7人、職員1人)の陽性が判明。既存クラスターでは、むかわ町穂別地区の特別養護老人ホームで1人増の計49人に感染が拡大した。
札幌市は44人、函館市は4人の感染を確認した。
道内で治療を終えて回復したのは3万6579人。17日現在の患者数は2884人で、重症は前日から1人増の31人。16日時点の入院患者の病床利用数は、前日から4床減って899床となっている。