道と札幌市などは16日、新型コロナウイルスの感染者を新たに88人確認し、8人が死亡したと発表した。日別の新規感染者が100人を下回るのは4日連続。このうち34人の感染経路が不明。道内の死者は累計で1327人、感染者は延べ4万721人(実人数4万629人)となった。
死亡を確認したのは、道が居住地非公表の3人(80代男性、90代男女2人)、札幌市が3人(80代男性、90代女性2人)、小樽市が2人(80代女性、年代・性別非公表)。日別の死者が10人を下回るのは3日ぶり。
道は26人の感染を確認。内訳は、苫小牧市1人(40代男性)を含む胆振管内2人のほか、十勝管内8人、空知管内7人、石狩、渡島両管内各3人、上川管内2人、オホーツク管内1人。胆振管内の障害者支援施設のクラスター(感染者集団)で1人増の計66人に感染が拡大した。
札幌市は56人、函館市は4人、旭川市と小樽市は各1人の感染を確認した。
道内で治療を終えて回復したのは3万6402人。16日現在の患者数は2992人で、重症は前日から2人減って30人。15日時点の入院患者の病床利用数は、前日から49床減の903床となっている。