飛生芸術祭など白老町内で毎年開催されている芸術文化活動に関し、町は15日の町議会定例会一般質問で、町職員が研修などで関わる環境づくりに努める考えを示した。貮又聖規氏(みらい)の質問に答えた。
町内では、飛生芸術祭やウイマム文化芸術プロジェクトなど、アーティストが一定期間白老に滞在し芸術文化を発信するイベントが毎年開かれている。
一般質問で貮又氏は「人材育成の観点から芸術文化活動に町職員が積極的に関わる環境づくりが必要ではないか」と町の姿勢をただした。町の担当者は「芸術文化活動を通じて人と交流し、まちを知ることは職員の成長にとっても重要」とし、職員研修に反映する考えを示した。
また、古俣博之副町長は「芸術文化に携わる風の人(来町のアーティストなど)、土の人(地元住民)と関わりながらまちをつくっていくことも役場職員の仕事。職員がまちに出て、実践的な形で地域に関わり、学ぶことは大事だ」と述べた。