道と札幌市などは8日、新型コロナウイルスの感染者を新たに120人確認し、19人が死亡したと発表した。日別の死者数は過去最多の5月31日と同数で、感染者数が150人を下回るのは2日連続。道内の死者は累計で1225人、感染者は延べ3万9759人(実人数3万9671人)となった。
死亡を確認したのは、札幌市が50~90代の13人、道が居住地非公表の60~80代6人。新規感染者のうち40人の感染経路が不明。
道は29人の感染を確認。内訳は、苫小牧市3人(30代男女2人、60代女性)を含む胆振管内4人のほか、石狩管内9人、空知、後志両管内各5人、上川管内3人、札幌市居住2人、十勝管内1人。
札幌市は74人の感染を確認。クラスター(感染者集団)はいずれもコールセンターで3件発生し、従業員計33人が感染した。
旭川市は8人、小樽市は5人、函館市は4人の感染を確認した。
また、道と札幌、函館、小樽市は、新たに変異株疑いの感染者を106人確認したと発表。道内の変異株陽性者は確定済みを含め計7932人となった。
道内で治療を終えて回復したのは3万3003人。8日現在の患者数は5531人で、重症は前日から3人減の39人。7日時点の入院患者の病床利用数は、前日から9床増えて1024床。入所日調整中の自宅待機は2340人。自宅・施設療養者は2023人。