道と札幌市などは6日、新型コロナウイルス感染者を新たに183人確認し、12人が死亡したと発表した。56人の感染ルートが追えていない。新規感染者が200人を下回るのは、5月5日の181人以来、32日ぶり。道内の死者は累計で1191人、感染者は延べ3万9492人（実人数3万9404人）となった。

　死亡を確認したのは札幌市が10人（60代女性1人、70代女性2人、80代女性3人、90代女性2人、90代男性1人、70代男性1人）、道が性別年代非公表の1人と80代男性1人。

　道は47人の感染を確認。内訳は、苫小牧市の1人（30代男性）を含む胆振管内3人のほか、石狩管内26人、十勝管内8人、空知管内3人、上川、宗谷両管内が各2人、オホーツク、根室両管内と東京都が各1人。むかわ町穂別地区の特別養護老人ホームのクラスター（感染者集団）は職員1人増の計47人（入所者41人、職員6人）に感染が拡大した。

　札幌市は125人、旭川市は7人、函館市は4人の感染を確認した。

　道内で治療を終えて回復したのは3万2336人。6日現在の感染者は230人減の5965人。重症者は前日から1人増の43人。5日時点の入院患者の病床数は前日から63床減の986床となっている。

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　道と札幌市などは5日、新型コロナウイルス感染者を新たに276人確認し、16人が死亡したと発表した。死亡を確認したのは札幌市が13人（60代男性1人、70代男性4人、80代男性3人、70代女性1人、80代女性3人、90代女性1人）、小樽市が性別非公表の80代が1人、道が性別年代非公表の1人と80代男性1人。

　道は86人の感染を確認。内訳は、苫小牧市の2人（30代男性、60代女性）を含む胆振管内7人のほか、石狩管内42人、十勝管内15人、空知、上川両管内各5人、釧路管内3人、日高、後志、渡島、留萌、オホーツク、根室管内が各1人。札幌市居住、東京都、沖縄県が各1人。胆振管内の障害者支援施設のクラスターは職員1人増の計64人（入所者48人、職員16人）に感染が拡大した。

　札幌市は159人、小樽市は8人、旭川市は12人、函館市は11人の感染を確認した。