北海道私立幼稚園協会苫小牧・日高支部（浅利健自支部長）は4日、苫小牧市の幼稚園、認定こども園、保育園職員に新型コロナウイルスワクチンの優先接種を求める要望書を市へ提出した。

　要望書は、幼児教育現場での感染を防止し、安心して保育などを行えるようワクチン接種の優先対象機関とするよう求める内容。浅利支部長ら5人が市役所を訪れ、岩倉博文市長へ要望書を手渡した。

　浅利支部長は「現場の職員は、幼児教育と両立して日々の消毒、手洗い、体調管理を徹底している。ワクチン接種で少しでも安心して業務に当たりたい」と訴えた。岩倉市長は「子どもと日々接する仕事であるため、要望に応えられるかを含めて対応を検討したい」と述べた。