苫小牧市総合政策部の職員6人が新型コロナウイルスに感染し、道が3日にクラスター(感染者集団)と認定したのを受け、岩倉博文市長は同日、コメントを発表した。
市長は「市感染拡大警報を発令している中での集団感染により、市民の皆さまに不安とご不便をおかけしている」としたうえで、「集団感染発生の要因を検証し、より一層の感染予防対策の徹底を図る」との姿勢を示した。
市によると、感染者は本庁舎8階にある同部まちづくり推進室スポーツ都市推進課の20~50代の職員6人で、同一フロアにある▽同部まちづくり推進課▽同部空港政策課▽環境衛生部環境生活課の職員32人を対象に3日、念のためPCR検査を実施した。4日まで8階への市民の出入りを制限しているが、消毒作業は終わり、一般市民の濃厚接触者はいないという。