ワクチン無駄にしない 市や医療機関は余剰分の活用法模索、キャンセル待ちや近場の人に

  • ニュース, 主要, 新型コロナ
  • 2021年5月29日
苫小牧市内で進む高齢者向けのワクチン接種

 苫小牧市内で高齢者への新型コロナウイルスワクチン接種が進む中、市や各医療機関は予約の急なキャンセルに備え、余ったワクチンの活用法を模索している。解凍して希釈したワクチンは当日中に使い切らなければならず、「キャンセル待ち」のリストを作ったり、あらかじめ接種対象を決めたりするなど、「ワクチンロス」を出さないよう知恵を絞っている。

 市は市民会館(旭町)での集団接種について、コールセンターに電話したものの希望する日に予約ができなかった人に対し、キャンセル待ちの案内も進めている。待機者リストを作成し、キャンセルなどで急きょ空きが出た場合、連絡をして会場に来てもらう仕組み。

 もし、終了間際の時間帯にキャンセルが出た場合は、会場の駐車場で誘導などに当たる市シルバー人材センターの会員へ声掛けし、ワクチンの廃棄を避ける。

 個別接種でも、各医療機関が試行錯誤を重ねている。旭町の沖医院は予約が取り消された場合、市役所がすぐそばにあることから、集団接種会場で受付業務に当たる市職員などに声を掛け、余剰ワクチンを活用する。若草町の王子総合病院は、併設する高齢者施設の入所者へ接種している。担当者は「施設入所者が済んだら次の対策も考える」とし、既に予約した人の接種日の前倒しなども検討している。

 このほか市医師会は、各医療機関の急なキャンセルに対し、その医療機関へすぐに駆け付けられる人に連絡を取ることができるような仕組みづくりを考えている。

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