2日連続最多更新 道内712人 胆振32人、全道で感染拡大

  • ニュース, 主要, 新型コロナ
  • 2021年5月14日

 道と札幌市などは13日、新型コロナウイルスの感染者が新たに712人確認され、6人が死亡したと発表した。12日の529人を200人近く上回り、2日連続で過去最多を更新。道内の中心都市・札幌も499人と過去最多となった。

 鈴木直道知事は同日開いた臨時道議会で、全道を対象とした「北海道医療非常事態宣言」を発出し道民に不要不急の外出自粛を要請するほか、石狩管内、小樽、旭川両市を特別措置法に基づく「まん延防止等重点措置」の対象区域に加え、飲食店などへ営業時間短縮を要請する考えを明らかにした。しかし14日朝、政府が北海道に緊急事態宣言を発令する方針を固めたため、同日の感染症対策本部会議で対策の見直しを協議する。

 新規感染者712人のうち、7割近い478人の感染経路が追えていない。死亡を確認したのは、札幌市が5人(60代男女2人と80代男女2人、90代女性)、道が居住地非公表の1人(70代女性)。

 道は178人の感染を確認。内訳は、苫小牧市6人(20代男性、40代男女3人、50代男性、年代非公表女性)、安平町1人(60代男性)を含む胆振管内32人のほか、石狩管内63人(千歳市12人、恵庭市8人など)、空知、十勝両管内各18人、釧路管内10人、後志管内9人、根室管内8人、上川管内7人、オホーツク管内4人、日高、桧山、宗谷3管内各2人、渡島管内と東京都居住、神奈川県居住が各1人。滝川市の陸上自衛隊滝川駐屯地で新たなクラスター(感染者集団)が発生し、隊員9人の陽性が判明。既存クラスターでは、岩見沢市の「成人式後の参加者による飲食を伴う会合」で新たに3人の感染が分かり、計40人に拡大した。

 札幌市は499人、旭川市は20人、函館市は8人、小樽市は7人の感染を確認した。

 道内の死者は累計で919人、感染者は延べ2万8752人(実人数2万8679人)となった。また、道と旭川、函館、小樽市は、変異株疑いの感染者を新たに68人確認したと発表。道内の変異株陽性者は確定済みの358人を含め計3216人となった。

 道内で治療を終えて回復したのは2万3506人。13日現在の患者数は前日から546人増えて4327人となり、重症も3人増の29人。12日時点の入院患者の病床利用数は、前日から7床減の887床。軽症者向けの宿泊療養施設の入所日調整中は前日から149人増の1368人となり、自宅・宿泊療養者も180人増の1021人と1000人を超えた。医療提供体制は、危機的な状況が続いている。

こんな記事も読まれています

    •          苫小牧民報創刊75周年記念講演             豊丘村制施行70周年記念講演 入場無料 三國清三シェフ 「70歳からの挑戦」   講師 三國 清三 氏 日時 6月7日(土) 令和7年 開演15時

    • 2025年7月22日
  • テストフリー広告

       苫小牧民報社創刊75周年記念講演会 入場無料  【講師】アルピニスト 野口 健氏  【演題】富士山から日本を変える  ~山から学んだ環境問題~  日時・会場・申込・問合せブロック  2025年(令和7年)8月9日(土)

    • 2025年7月18日PR
    テストフリー広告
  • テストフリー広告

       <!DOCTYPE html>  <html lang=”ja”>  <head>  <meta charset=”UTF-8″

    • 2025年7月18日PR
  • TEST
    • 2025年7月15日
  • TEST
    • 2025年6月26日
ニュースカレンダー

紙面ビューアー