ワクチン「やっと」 高齢者の個別接種開始 新型コロナ

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  • 2021年5月13日
かかりつけ医でワクチンの個別接種を受ける高齢者

 新型コロナウイルスワクチンの個別接種が12日、苫小牧市内の医療機関で始まり、75歳以上の高齢者約500人が接種を受けた。47医療機関で一般市民の接種予約が始まってから2週間。旭町の沖医院で接種を終えた高齢者からは「やっとワクチンを打つことができた」と安堵(あんど)する声が聞かれた。

 同院は定期受診をしていない人の予約も受け付けている。1日当たり約20件の枠を設けているが、予約は7月までほぼいっぱい。定期受診の患者を対象に、臨時に設けた週末の数日の枠も埋まり、予約の電話を断り続けている状況だという。同院は一般診療に支障が出ないことを前提に、1日当たりの接種数の増加も検討している。

 接種者はまず窓口でスタッフに接種券を渡し、名前を呼ばれると診察室へ進んだ。医師からの問診後、1人ずつ処置室へ向かい、衣服の片方の袖をまくり上げて力を抜き、看護師からワクチンの接種を受けた。その後、副反応の有無などを確認するため、待機場所で15分ほど経過を観察した。

 同院がかかりつけ医という沼ノ端の松田和子さん(79)は「いつも診察してもらっている病院で受けることができたので安心。ちくっと痛みはあったが、接種を受けられてほっとしている」と話した。接種後も体調に変化はなかったが、一人暮らしのため大事を取り、数日間は娘の自宅で過ごすという。

 市医師会の会長を務める同院の沖一郎院長は市内の接種体制について、「今後よりスムーズに接種できるようになれば、15日からの集団接種と合わせ、1日当たりの予約数をさらに増やしていける」との見通しを示し、「ワクチン接種が感染症への一番の予防。集団免疫をつけるためにも、より多くの人たちに安心して接種を受けてほしい」と語った。

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