ワクチン個別接種始まる 市内47医療機関 初日は500人 新型コロナ

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  • 2021年5月12日

 苫小牧市は12日、新型コロナウイルスワクチンの一般高齢者向け個別接種を始めた。市内の47医療機関で受け入れており、市によるとこの日は75歳以上約500人が接種を予定。医療機関によっては6月末まで予約が埋まっているといい、市は15日から始まる集団接種の利用も呼び掛けている。

 65歳以上を対象にした市のワクチン接種は、4月27日に高齢者施設の先行接種がスタート。一般向けは接種券を配送し、個別接種、集団接種を予約制で行う。接種券は75歳以上約2万6000人に配り終え、15日までに残る65~74歳約2万6000人に配送する。

 医療機関のうち28機関は一定期間、定期的に受診をしている人などを受け入れ条件とし、残り19機関は定期受診していない人も受け入れている。予約は11日までに約1万5700件に達しており、12日の個別接種スタートでは早速、約500人が各施設を訪れて接種を受けているという。

 個別接種に予約が殺到しているため、市は早めの接種を希望する場合、15日から毎週土、日曜日に市民会館で実施する集団接種の利用も周知している。予約はコールセンター 0144(82)9660。

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