道と札幌市などは3日、新型ウイルスの感染者が新たに114人確認され、4人が死亡したと発表した。100人を超えるのは14日間連続。感染経路不明は61人。死者はすべて札幌市(70代男性2人、60代女性、80代女性)で累計は871人となった。感染者は延べ2万4790人(実人数2万4721人)。
道は3日、21人の感染を確認した。内訳は胆振管内2人、石狩管内15人、空知管内1人、上川管内1人、釧路管内2人。安平町の陸上自衛隊安平駐屯地で隊員6人の陽性が判明し、新たなクラスター(感染者集団)に認定された。
札幌市は88人、旭川市は3人、函館市、小樽市で各1人の感染を確認した。新規のクラスターは、札幌市のコンサルタント会社で従業員7人、医療機関で24人(患者17人、職員7人)の感染が確認された。
変異株疑いの感染者は、国立感染症研究所などの解析で確定済みの278人を含め2132人。
道内で治療を終え回復したのは2万1927人。3日現在の感染者は22人減の1992人。重症者は前日から1人減の22人。2日時点の入院患者の病床数は前日から32床増え677床となっている。