道と札幌市などは16日、新型コロナウイルスの感染者が新たに98人確認され、4人が死亡したと発表した。このうち37人の感染経路が不明。道内の死者は累計で794人、感染者は延べ2万2174人(実人数2万2114人)となった。
死亡を確認したのは、札幌市が3人(70代男性、80代男性、90代女性)、旭川市が1人(年代・性別非公表)。
道は、16人の感染を確認。内訳は、胆振管内4人(30代女性、40代男性、50代女性、年代・性別非公表)のほか、石狩管内4人、上川、オホーツク両管内各3人、空知、留萌両管内各1人。
札幌市は、72人の感染を確認。札幌北辰病院(厚別区)で新たなクラスター(感染者集団)が発生し、20~80代の35人(患者32人、職員3人)の陽性が判明した。
旭川市は、10人の感染を確認した。
また、道は19人、札幌市は2人、旭川市と函館市は各1人の計23人が、道立衛生研究所などの解析で新たに変異株の感染が確定したと発表した。全て英国型。道発表分のうち4人が胆振管内(性別非公表の10代、50代女性、年代非公表の男性、年代・性別非公表)。さらに道と札幌市、旭川市は変異株疑いの感染を新たに34人発表。これで道内の変異株陽性者は確定済みの201人を含め、計728人となった。
道内で治療を終えて回復したのは2万466人。16日現在の患者数は前日から37人増えて914人となり、重症は22人。15日時点の入院患者の病床利用数は前日から23床増の511床となり、500床を超えた。