道と札幌市などは15日、新型コロナウイルスの感染者が新たに101人確認され、5人が死亡したと発表した。このうち41人の感染経路が不明。日別の新規感染者数が100人を上回るのは10日以来、5日ぶり。道内の死者は累計で790人、感染者は延べ2万2076人(実人数2万2016人)となった。
死亡を確認したのは、札幌市が4人(70代男性2人と80代男性、90代女性)、旭川市が1人(年代・性別非公表)。
道は、11人の感染を確認。内訳は、苫小牧市の1人(90代女性)を含む胆振管内3人(年代・性別非公表2人)のほか、渡島管内3人、石狩、空知両管内各2人、上川管内1人。
札幌市は、79人の感染を確認。市内の医療機関で新たなクラスター(感染者集団)が発生し、30~90代の13人(職員7人、患者6人)の陽性が判明した。
旭川市は、11人の感染を確認した。
また、道と札幌市、函館市は、変異株の感染疑いが新たに33人確認されたと発表した。道内の変異株の陽性者は国立感染症研究所などの解析で確定済みの178人を含め、計694人となった。
道内で治療を終えて回復したのは2万409人。15日現在の患者数は前日から21人増えて877人となり、重症も2人増の22人。14日時点の入院患者の病床利用数は、前日から10床増の488床となっている。