道と札幌市などは13日、新型コロナウイルスの感染者が新たに60人確認され、3人が死亡したと発表した。このうち17人の感染経路が不明。日別の新規感染者数が50人を上回るのは15日連続。道内の死者は累計で783人、感染者は延べ2万1898人(実人数2万1838人)となった。
死亡したのは、札幌市の60代男性と70代女性2人。
道は、5人の感染を確認。内訳は、胆振管内1人のほか、石狩、上川両管内各2人。
札幌市は、44人の感染を確認。市内の通信販売事業会社で新たなクラスター(感染者集団)が発生し、10~20代の従業員8人の陽性が判明した。
旭川市は、11人の感染を確認。市内の飲食店で新たなクラスターが発生し、利用客5人の感染が分かった。
また、道と札幌市、函館市は、変異株の疑いの陽性者が新たに41人確認されたと発表。これで道内の変異株の陽性者は、国立感染症研究所などの解析で確定済みの138人を含め、計629人となった。
道内で治療を終えて回復したのは2万271人。13日現在の患者数は844人で、重症は18人。12日時点の入院患者の病床利用数は、前日から4床増えて488床となっている。