道と札幌市などは6日、新型コロナウイルスの感染者が新たに63人確認され、6人が死亡したと発表した。このうち17人の感染経路が不明。日別の新規感染者数が50人を上回るのは8日連続。道内の死者は累計で760人、感染者は延べ2万1361人(実人数2万1302人)となった。
死亡したのは、道発表の居住地非公表2人(90代男女)と、札幌市の4人(70代女性1人と80代男女3人)。
道は、6人の感染を確認。内訳は、上川管内4人、石狩管内2人。胆振管内はゼロだった。
札幌市は、42人の感染を確認。市内の金属製品製造会社で新たなクラスター(感染者集団)が発生し、従業員5人の陽性が判明した。
旭川市は、13人の感染を確認。市内の飲食店で新たなクラスターが発生し、利用客、従業員計5人の陽性が判明。函館市は、2人の感染を確認した。
道などは道立衛生研究所の解析で新たに20人の変異株感染を確定したと発表した。内訳は道発表分が17人(日高管内4人など)、小樽市、旭川市、函館市各1人。日高管内の確定は初めて。
また、道と札幌市は変異株の疑いの陽性者を新たに14人確認。道内の変異株陽性者は確定済みの124人を含め、計411人。
道内で治療を終えて回復したのは1万9747人。6日現在の患者数は854人で、重症は22人。5日時点の入院患者の病床利用数は、前日から21床増えて448床となっている。