アジアリーグアイスホッケージャパンオフィスは5日、国内5チームで争ったジャパンカップの表彰選手を発表した。王子イーグルス(現レッドイーグルス北海道)からは、FW中島彰吾(27)が最優秀選手賞をはじめ計5部門に選出される快挙。FW中屋敷侑史(23)が最多得点賞とベストFW、DF橋本僚(28)がベストDFをそれぞれ受賞した。
ジャパンカップは新型コロナウイルスの影響で中止となったロシア、韓国を含めた通常のアジアリーグの代替大会として昨年10月に開幕。約半年にわたって勝率によって順位を競い、王子が20勝4敗の勝率8割超えで2位以下に大きく差をつけ頂点に立った。
中島は24試合にフル出場して18ゴール27アシスト、計45ポイントと攻撃面で驚異的な数字を残した。最優秀選手の他、最多得点、同アシスト、同ポイント、ベストFWと各賞を総なめ。チームのインターネット交流サイト(SNS)を通じて「チームスタッフや心強いチームメートのおかげ。一緒に受賞を喜びたい」とコメントした。
トップリーガー5年目で悲願の個人賞を獲得した中屋敷は「今まで支えてくれた王子やファンの皆さまに恩返しができた」とコメント。2019~20シーズンのアジアリーグでもベストDFだった橋本は、「最高の仲間とプレーできた結果」と談話を出した。
【各賞】
▽最優秀選手
中島彰吾(王子イーグルス)
▽ヤングガイ・オブ・ザ・イヤー
齊藤大知(ひがし北海道クレインズ)
▽ベスト・レフェリー
キモ・ホカネン
▽最多得点
中屋敷侑史(王子イーグルス)18点
中島彰吾(王子イーグルス) 18点
▽最多アシスト
中島彰吾(王子イーグルス)27アシスト
▽最多ポイント
中島彰吾(王子イーグルス)45ポイント
▽最優秀セーブ率GK
ヤニス・オージンシュ
(ひがし北海道クレインズ)93.32%
【ベストシックス】
▽FW
中島彰吾(王子イーグルス)
中屋敷侑史(王子イーグルス)
古橋真来(栃木日光アイスバックス)
▽DF
橋本僚(王子イーグルス)
デニス・シモン(東北フリーブレイズ)
▽GK
ヤニス・オージンシュ
(ひがし北海道クレインズ)