男子代表監督にカナダ出身キャリアー氏就任 日本アイスホッケー連盟

  • アイスホッケー, スポーツ
  • 2021年3月23日

 日本アイスホッケー連盟は22日、男子日本代表監督にカナダ出身で1990年代に日本でのコーチ経験も持つリック・キャリアー氏(62)が4月1日付で就任すると発表した。現監督の岩本裕司氏(58)=苫小牧市出身=は、女子日本代表の前監督だった山中武司氏(50)=同=と共に代表コーチとなる。

 キャリアー氏は大学まで競技者として活躍。卒業後の1985年に北アルバータ工科大学で元カナダ代表監督ペリー・パーン氏のアシスタントとしてコーチ業を始めた。

 1990年に日本リーグ所属の西武鉄道(当時)にコーチとして招聘(しょうへい)され2シーズンを過ごした。その後北米アイスホッケーリーグ(NHL)のファームチームなどで指導し、2012年からはエドモントン・オイラーズ(カナダ)の選手育成部長を務めていた。

 男子代表の他、男女各年代の選手強化にも携わる予定というキャリアー氏は、日ア連のホームページを通じて「日本代表のコーチングスタッフを率いるために私が選ばれたことを大変光栄に思う。すべての年代で日本のアイスホッケーが進化することが重要。私はそのために精いっぱい努力することを約束する」とコメントした。

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