マナーバッグを ウポポイに寄贈 日本製紙グループ 白老

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  • 2021年3月13日
マナーバッグ贈呈式に臨んだ村上工場長(右)と対馬副理事長

  日本製紙グループは12日、白老町のアイヌ文化発信拠点・民族共生象徴空間(ウポポイ)を管理運営するアイヌ民族文化財団に、紙製のマナーバッグ(マスクケース)3000個を寄贈した。

   マナーバッグは食事中などの際、一時的に外したマスクを収納する袋。ウポポイの新型コロナウイルス感染対策を支援しようと、同社は白老工場で生産した紙を使って製作した。高さ10センチ、幅15センチ×5センチのマナーバッグの側面には、ウポポイのロゴマークやPRキャラクター「トウレッポん」を描いた。

   ウポポイ内で行われた贈呈式では、白老工場の村上泰人工場長が「役立ててほしい」と述べ、同財団の対馬一修副理事長(民族共生象徴空間運営本部長)に善意を寄せた。対馬副理事長は「子どもたちのアイヌ料理試食体験の際にマスクを外すので、そうした機会に活用したい」と述べ、同社の地域貢献に感謝した。

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