道などは4日、新型コロナウイルスの感染者が新たに66人確認され、2人が死亡したと発表した。このうち23人の感染経路が不明。日別の新規感染者が60人を上回るのは2日連続。道内の死者は累計で689人、感染者は延べ1万9277人(実人数1万9228人)となった。
死亡したのは、道発表の居住地非公表の2人(80代と90代の女性)。
道は、43人の感染を確認。内訳は釧路管内29人のほか、石狩、上川、十勝3管内各4人(千歳市2人など)、後志管内2人。胆振管内の感染確認はなかった。既存のクラスター(感染者集団)では、釧路市の白樺台病院で新たに27人の陽性が判明し、計42人に拡大。十勝管内芽室町の公立芽室病院でも3人増の計32人となった。
札幌市は、21人の感染を確認。市内の医療機関で新たなクラスターが発生し、7人(職員6人、患者1人)の感染が判明した。
小樽市は1人、函館市は1人の感染を確認した。
道内で治療を終えて回復したのは1万8024人。4日現在の患者数は564人で、重症は前日から2人増えて5人。3日時点の入院患者の病床利用数は、前日から2床減の297床となっている。