道などは2日、新型コロナウイルスの感染者が新たに29人確認され、5人が死亡したと発表した。このうち10人の感染経路が不明。日別の新規感染者が50人を下回るのは7日連続、胆振管内は2日ぶりにゼロ。道内の死者は累計684人、感染者は延べ1万9151人(実人数1万9103人)となった。
死亡を確認したのは、道が発表した居住地非公表の80代女性3人と年代非公表の男性1人、札幌市が発表した80代女性1人。
道は8人の感染を確認。内訳は、十勝管内4人、後志管内2人、空知、石狩両管内各1人。
既存のクラスター(感染者集団)では、恵庭市の恵庭第一病院で新たに入院患者1人の陽性が判明して計78人に拡大。十勝管内芽室町の公立芽室病院で3人増の計26人となった。
札幌市は19人の感染を確認。既存のクラスターでは、障害福祉サービス事業所で1人増の計160人となつた。また、市は新型コロナの変異株を確認するため、スクリーニング検査を開始したと発表した。
小樽市と函館市はそれぞれ1人の感染を確認した。
道内で治療を終えて回復したのは1万7944人。2日現在の患者数は523人で、重症者は前日から1人増の4人。1日時点の入院患者の病床利用数は、前日から2床増の315床。