一般社団法人日本アイスホッケー選手会が1日、同会の設立を発表した。国内アイスホッケー界では初の試み。会長にはアジアリーグ栃木日光アイスバックスのGKで日本人初の北米アイスホッケーリーグ(NHL)プレーヤーとなった福藤豊(38)が就任した。
日本におけるアイスホッケーの価値向上に貢献することを目的にした組織。アジアリーグ参加の日本勢や海外プロチームなどに所属する日本人選手が会員となる。
全国各地での競技普及、各種スクール開催、積極的な情報発信、チャリティーイベントなど社会貢献のほか、引退選手へのキャリア支援などを主な取り組みとしていく。
選手会のホームページ上で福藤会長は「子供たちが憧れる、そしてプレーする選手たちが誇れるアイスホッケー界をつくること。まだまだ未熟な私たちではありますが、責任を持って一つ一つ着実に進めていきたい」とコメントした。