苫小牧市表町に2020年12月オープンした。洋食をメインに提供するレストランで、「ハンバーグステーキ」(税込み935円)がいち押しのメニューだ。
ハンバーグの肉には、牛と豚の分量を工夫した合いびき肉を使用。練り込むみじん切りのタマネギは、水分が飛ぶようにじっくりと炒めている。パン粉や牛乳、卵のほか、塩こしょうとナツメグも加えて混ぜ合わせ、成形した後、じっくりと焼き上げている。付け合わせのニンジンのグラッセが、熱々の鉄板プレートに彩りを添えている。
ライスとスープが付き、店主の平瀬良信さん(65)は「誰の口にも合う味だと思う。ぜひご賞味を」と話している。
店名は店主の平瀬さんが1980年代に市内で経営していた喫茶店の名を引き継いだ。市内の中心部ににぎわいを取り戻そう―と一念発起し、2019年に調理師の免許を取得するなど開店の準備を進めてきた。
店内には、木のぬくもりが感じられる落ち着いたデザインの調度品が並ぶ。店の奥には店主の平瀬さんが趣味とするドラムのセットが置かれ、「新型コロナが落ち着いたらミニライブを開きたい」と話した。
苫小牧市表町1の3の4大東ビル1階。営業時間は午前10時~午後10時。日曜、祝日定休。電話0144(56)5900。