道などは26日、新型コロナウイルスの感染者が新たに36人確認され、4人が死亡したと発表した。このうち7人の感染経路が不明。日別の新規感染者が50人を下回るのは3日連続。道内の死者は累計で675人、感染者は延べ1万9023人(実人数1万8975人)となった。
死亡を確認したのは、道が居住地非公表の3人(80代男女2人と年代・性別非公表)、旭川市が1人(年代・性別非公表)。
道は、23人の感染を確認。胆振管内で4日ぶりに2人(性別非公表の40~50代)の陽性が判明したほか、十勝管内11人、石狩、後志両管内各3人、空知、釧路、根室、上川4管内各1人。既存のクラスター(感染者集団)では、恵庭市の恵庭第一病院で新たに入院患者3人が感染し、計72人に拡大。後志管内倶知安町の「大人数のパーティー」で2人増の計17人、十勝管内芽室町の公立芽室病院で8人増の計14人となった。
札幌市は、10人(再陽性1人含む)の感染を確認。クラスターとなっている障害福祉サービス事業所で入所者1人の感染が分かり、計159人に拡大した。
小樽市は2人、旭川市は1人の感染を発表した。
道内で治療を終えて回復したのは1万7747人。26日現在の患者数は601人で、重症は前日から3人減って3人。25日時点の入院患者の病床利用数は、前日から8床減の370床となっている。