道などは25日、新型コロナウイルスの感染者が新たに43人確認され、4人が死亡したと発表した。このうち10人の感染経路が不明。日別の新規感染者数が100人を下回るのは21日連続。道内の死者は累計で671人、感染者は延べ1万8987人(実人数1万8941人)となった。
死亡を確認したのは、札幌市が2人(いずれも90代女性)、旭川市が1人(80代女性)、函館市が1人(年代・性別非公表)。
道は、19人の感染を確認。内訳は、後志管内8人、十勝管内5人、石狩、釧路両管内各3人(恵庭市2人など)。胆振管内の新規感染者は3日連続ゼロだった。十勝管内芽室町の公立芽室病院で新たなクラスター(感染者集団)が発生し、6人(入院患者4人、職員2人)の陽性が判明した。
札幌市は、15人の感染を確認。市内の障害福祉サービス事業所では新たなクラスターが発生し、5人(従業員3人、入所者2人)の感染が判明。専門学校でも20代の学生7人の陽性が分かり、クラスターと認定された。
旭川市は、5人の感染を確認。
小樽市は、4人の感染を発表した。
道内で治療を終えて回復したのは1万7671人。25日現在の患者数は645人で、重症は6人。24日時点の入院患者の病床利用数は、前日から6床減って378床となっている。