道などは23日、新型コロナウイルスの感染者が新たに66人確認され、5人が死亡したと発表した。日別の新規感染者が100人を下回るのは19日連続、胆振管内は2日ぶりに感染者ゼロ。道内の死者は累計665人、感染者は延べ1万8901人(実人数1万8855人)となった。
死亡したのは、道が発表した60代と70代の男性各1人、性別年代非公表1人、札幌市が発表した60代男性と70代女性各1人。
道は13人の感染を確認。内訳は後志管内10人、上川管内1人、留萌管内1人、釧路管内1人。
札幌市は37人、旭川市は15人、小樽市は1人の感染を確認した。
新たなクラスター(感染者集団)は、札幌市の障害福祉サービス事業所で13人、旭川市の陸上自衛隊旭川駐屯地で6人が感染。
既存クラスターでは、小樽市の小樽協会病院が1人増の計67人、旭川市の旭川実業高校が1人増の計15人、同市の住宅型有料老人ホーム「はぷる」で1人増の計10人、後志管内倶知安町の飲食店で開かれた大人数のパーティーが5人増の計14人。
道内で治療を終えて回復したのは1万7527人。23日現在の感染者数は3人増の709人。重症者は2人減の8人。22日時点の入院患者の病床利用者は前日から9床減の399床。