苫小牧市は23日、ダイナックス沼ノ端アイスアリーナ=苫小牧=で2020年度市スポーツマスター事業の小学生アイスホッケー教室を開いた。王子製紙アイスホッケー部(現王子イーグルス)元監督の本間貞樹さんが講師を務め、苫小牧小学生アイスホッケー同好会連合会登録4チームから5~6年生42人が参加してプレーの基本を学んだ。
市スポーツマスター事業は1995年にスタート。国内外で活躍した苫小牧にゆかりのあるアスリートを選任し、スポーツ教室や講演などを展開してきた。
本間さんは王子製紙のFWとして全日本選手権大会で15回、日本リーグで11回の優勝に貢献。冬季五輪にも2度出場するなど活躍した。2000年にスポーツマスターに就任した。
参加者はリンク滑走でウオーミングアップをした後、本間さんの指示を受けながらパスやシュートの基本練習と1対1などの対人練習に臨んだ。最後は試合を行って教室を締めくくった。
BLUEサンダーズに所属するFW蔦颯真(北光小5年)は「膝をしっかり曲げて低い姿勢でスケーティングするアドバイスを受けたので、これからの練習や試合で意識していきたい」と話していた。