道などは22日、新型コロナウイルスの感染者が新たに21人確認され、4人が死亡したと発表した。このうち9人の感染経路が不明。日別の新規感染者としては今年最少で、100人を下回るのは18日連続。道内の死者は累計で660人、感染者は延べ1万8835人(実人数1万8789人)となった。
死亡を確認したのは、道発表の居住地非公表の4人(70代男女2人と40代男性、年代・性別非公表)。
道は、苫小牧市の30代男性会社員のほか、石狩管内2人(恵庭市1人など)、空知管内2人の計5人の感染を確認した。胆振管内の新規感染者は6日ぶり。クラスター(感染者集団)が形成されている恵庭市の恵庭第一病院で新たに2人の感染が分かり、計64人に拡大した。
札幌市は、12人の感染を確認。福井野中中学校(西区)で生徒1人の感染が判明した。
小樽市は、1人の感染を確認。既存のクラスターでは、小樽協会病院で1人増の計66人となった。
旭川市は2人、函館市は1人の感染を確認した。
道内で治療を終えて回復したのは1万7469人。22日現在の患者数は706人で、重症は10人。21日時点の入院患者の病床利用数は、前日から20床増えて408床。軽症者向けの宿泊療養施設の入所日調整中は108人。自宅・施設療養者は82人となっている。